美しいピンクの石ということもあり、女性にも大人気のインカローズですが、近年価格が高騰してきております。
なぜだと思いますか?
これには実は産地が大きく影響しています。
インカローズといえば、日本の北海道を産地のひとつとしていることでも有名ですが、
産地に限りが見えてきてしまったのでしょうか?
答えはNOです。
そうではありません。
ある特徴的なインカローズの産地のものが減少中なのです。。。
真っ赤で透明度の高いインカローズが減少中。。。
愛を象徴する石として、持ち主を豊かな愛情で包み、心に受けた傷を癒してくれるといわれているインカローズ。
別名ロードクロサイトとも呼ばれ、「rhodes」はバラ、「chros」は色を指します。
名前の由来はギリシャ語で「バラ色の石」を意味しているようです。
ロードクロサイトという名前よりも日本ではインカローズと呼ぶ方が一般的ですが、インカローズ=「インカのバラ」というこの通称は、15世紀頃最盛期を迎えていたインカ帝国の発展の地とされているアンデス山脈から多く産出されたことが由来です。インカローズをカットした際に断面がまるでバラの花を思わせるほど、美しくいくつもの層に分かれていることからインカローズ(インカのバラ)と呼ばれるようになりました。当時から「ピンク色のバラ模様をした真珠」と呼ばれ大切にされていたようです。
確かにこの断面図はかなり印象的ですよね。
年々高品質な原石が発掘されなくなっています。。。
背景にはきれいなインカローズが発掘されるために必要な条件が整った鉱山の閉山があります。
インカローズはカルサイトと呼ばれる鉱物の仲間です。
このカルサイトにマンガンイオンが混じるとインカローズとなります。
ただ、きれいな透明度のものになるためには、ここに微量の鉄分が入る必要があり、この条件に適した産地は多くはありません。
もっとも人気のある色実が採掘されていた「真っ赤で透明度の高いインカローズ」の代名詞でもあったアメリカコロラドスウィート鉱山を産地とするものはすでに閉山。
さらに、続いて人気のあったアルゼンチンの鉱山も数年前に閉山となってしまいました。
現在では、コロラドを産地とするインカローズは市場に出回っているだけとなり、あまり多く見なくなりました。
当然、この透明度抜群で本当にきれいなコロラド産インカローズは今や当時の価格では手に入りません。
これはインカローズに限ったことではありませんが、鉱物も有限な資源です。
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