ルチルは、水晶の中に、金色に輝く棒状の結晶が内包されている天然石のことをいいます。ゴールド系のルチルの中でも、最も太い針を形成しているものがタイチンルチルとされています。この金の針が多く内包されていることから「金銭」を呼ぶ石とされてきました。
この「タイチン」という呼び名・・・グローバルに商業を成功させている華僑の人々が、金運・人運・事業運などを高めてくれる「成功の石」として珍重されていたことから、中国で「タイチン=太い金針」と名付けられました。古来より代々受け継がれ家宝としても大切にされており、多くの起業家やトップリーダー達も愛用するほど力を持った石です。
◆日本における華僑の歴史
日本で華僑という言葉に馴染みのない方でも、横浜・神戸・長崎にある三大中華街をご存知でない方は少なくないと思います。この中で最も古い歴史を持っているのは長崎新地中華街で、江戸時代の鎖国期までさかのぼります。このころ長崎は鎖国下においても対中貿易港として認可されており、当時長崎の人口が7万人、そのうち長崎に移住した中国人が1万人ともなれば相当な数であったことがうかがえます。その名残もあり、明治30年ごろ華僑が長崎に移住してからは日本人と中国人とが親密に付き合う町として繁栄していくわけです。華僑は移り住んだ土地で血縁や地縁によって集団構築していきますので、その流れを汲んで日本にも中華街が生まれました。もっともそうなるまでの背景には政治的に華僑は大変な困難を伴ってはいるのですが、結果として全世界に中華料理店は存在しており、華僑のすさまじい経済力を感じずにはいられません。
◆世界中の大富豪達をも揺るがす華僑が愛する石
華僑が血縁や地縁によって集団を構築するのは、「顔の見える仲間内でお金をまわす」という華僑独自のビジネス理念があるからです。お金ばかりではなく、そういった人脈をもって知識をも引き出していきます。生み出した知識は独占せずに仲間内でシェアされます。こういった手法により、世界各国で集団構築された華僑の経済はどんどん活性化されていくわけです。そして世界中どこの国に移住しても、家宝として子孫に受け継がれている石がタイチンルチルです。金銭、人脈、勝負運をビジネス理念の中に掲げる華僑がこよなく愛し、またビジネスで取引する場においても、お互いに身につけているルチルや、ルチルの知識で双方の経済力を計るともされています。
◆美しい黄金の針が内包されたタイチンルチルの魅力
そんな華僑の必須アイテムとも言えるタイチンルチルですが、ルチルの中でも最も希少価値の高い天然石とされており、最高級のブラジル産は欲しくてもなかなか手に入るものではありません。また、タイチンルチルの特徴でもある太い金の針には様々に美しい形状があり、魅力の1つとも言えます。金の針が放射状に伸びているものは、放射ルチル(=太陽ルチル)と呼ばれています。そして更にこの針の根元というのが実は黒くなっているのですが、この伸びしろとなる根っこの部分に、やはり生命力あふれるパワフルさを感じるものなのでしょうか?マニアな方々に愛されているようです。その他にも、太いルチルが同じ方向に伸びて猫の目のように縦に光り輝くものはキャッツアイルチルと呼ばれて人気も高く、特に上質な針を持った美しいキャッツアイは非常に入手困難とされています。
◆ブレスレットとしての付け方
一般的に”気”の流れというものは、利き腕の方から入ってくるので、パワーストーンのブレスレットを身につける時は、利き腕とは反対の腕につけると良いとされています。しかし、より明確な目標や願望や行動する意志を持っている場合は、利き腕につけるほうがかえって良いともされておりますので、具体的に進まれる意志を持たれている場合はそのようにしてみるといいかもしれません。センスアップな身につけ方としては、腕時計と重ね付けしてみたり、複数のパワーストーンブレスを組み合わせてみたり、お手持ちのバングルの色身とシックリされるアクセサリー類があれば、一緒に組み合わせてみても素敵ですよね。
◆偽物についてのご心配
宝石のような美しさを誇り、ルチルの中でも最高峰とされるタイチンルチルですが、黄金色に光り輝く美しさというところに価値がおかれています。基本的には、ルチルの針の太さや量、針の色や輝き、水晶の透明感、そして針の太さと水晶との全体的なバランス感によってタイチンルチルの値打ちが決まると言われています。写真でみているだけでは判別しにくいことも多いため、鑑別書が付属している商品を購入しましょう。
いかがでしたでしょうか?
偉人達が家宝としてタイチンルチルを子孫に受け継いでいきたいという想い・・・それは成功を成し得た者が愛する次の世代へ伝授するという真の成功者の姿を思わずにはいられません。
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