あなたは、「星座石」という言葉を聞いたことがありませんか?
これは、自分の星座に対応したパワーストーンを身につけることで、幸運が訪れると信じられているものです。
しかし、そもそもどうしてパワーストーンと星座が結びつくことになってしまったのでしょうか。
パワーストーンと星座の結びつき
古来から、金属や宝石といった特別な鉱石は、特に惑星や星座と深い関係にあると信じられていました。
この考え方の根本にあるのは、金属や宝石の性質と、惑星の性質の類似点です。
金属や宝石は、植物や動物などと違って、不変不朽なものとして考えられていました。
少なくとも、古代の人々は美しく輝く宝石や金属を見て、この美しさは未来永劫続くものなのだと信じていたのです。
こうした性質は、古代の人々が見ていた満天の星空に輝く星、星座たちとぴったり合致するものでした。
だからこそ、こうした惑星や星座は、宝石や金属に特別な力をもたらしていると、古代の人々は考えたのです。
宝石やパワーストーンは、色・輝き・成分・硬度などによって星座や惑星と深く関係している。
特に黄道十二宮の星座は、特定の宝石・パワーストーンと深く結びついている、と考えていたわけですね。
こうした考え方の延長線上に、「自分の生まれ月のパワーストーンを身につけることで幸運が訪れる」というものがあるのです。
自分の星座石を知ろう
星座 | 星座石 |
おひつじ座(3/21〜4/19) | ブラッドストーン、カーネリアンなど |
おうし座(4/20〜5/20) | サファイア、エメラルドなど |
ふたご座(5/21〜6/21) | アゲート、ジャスパー、シトリンなど |
かに座(6/22〜7/22) | パール、ムーンストーン、クリソプレーズなど |
しし座(7/23〜8/22) | ルビー、ダイヤモンド、アンバーなど |
おとめ座(8/23〜9/22) | サードオニキス、カーネリアンなど |
てんびん座(9/23〜10/22) | ペリドット、トルマリン、ジェードなど |
さそり座(10/23〜11/21) | オパール、ルビー、ガーネットなど |
いて座(11/22〜12/21) | トパーズ、カルセドニーなど |
やぎ座(12/22〜1/19) | ターコイズ、オニキス、キャッツアイなど |
みずがめ座(1/20〜2/18) | アメジスト、ロック・クリスタルなど |
うお座(2/19〜3/20) | ブラッドストーン、アクアマリンなど |
この一覧を見るとわかる通り、一口に星座石といっても実に様々な考え方があります。
実は、この一覧表は星座石を提唱する占星術師によっても食い違いが発生していて、一概に「これが正解」と言われる表は、まだ存在していません。
同じ星座に様々な宝石やパワーストーンが紐付いていたりもしますし、逆に一つの宝石・パワーストーンが複数の星座からパワーを受け取っている、という例もあります。
このように、複雑に絡み合っている関係を占星術師たちが直感や経験、研究によって分類し、長い期間をかけて星座石の一覧表を作り上げていくため、人によって一覧表がまったく異なってしまうのです。
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