ラリマール原石とは、文字通りラリマーの原石のことです。スカイブルーの波模様に焦げ茶色や黒色の母岩があります。ラリマール原石を丸玉に加工すると黒い部分がところどころありますが、それは母岩の一部だと考えられます。
ラリマーはたいへん希少価値が高いので、近年ラリマール原石の美しい部分は宝石に加工されることが多く、パワーストーンとして加工されるのは宝石に加工出来ない部分だと考えられています。
●ラリマーとペクトライトは何が違うの?
ラリマーの正式名称は、ブルーペクトライト。正式名称は「ペクトライト」なのに「ラリマー」と呼ばれているのは理由があります。
ラリマーはドミニカ共和国南部に位置するパオル村の鉱山から発見されたのが最初です。現地に住む宝石商ミカエル・メンデスの娘の名前「ラリッサ」と、海を意味するスペイン語の「マール」の組み合わせが『ラリマー』と名付けられた由来と言われています。
名前の由来からもドミニカ共和国から産出、採掘されているもののみがラリマーとされています。また波模様があるのはドミニカ共和国産のものだけ。普通のブルーペクトライトも美しいですが、やはり波模様があるか無いかで味が違いますね。
●採掘時の逸話
ラリマーの人気が何十年も沸騰しているので、ラリマール原石の産出量が激減してきています。そのため現在では、崖や足場の悪い場所など極めて危険な場所で採掘作業が行われていることから、転落事故などで亡くなる方もいらっしゃるという噂があります。(嘘か真か採掘現場を見たわけではないので判りませんが・・・)
ただ、それはラリマール原石に限りません!もともと治安の良くない紛争地域などから採掘される石も数多くあります。紛争や戦争が日常茶飯事の国々で、あるいは危険を伴う作業をしながら採掘され、はるばる海を渡って私達の手元に来てくれていますので、巡り合ったパワーストーンを大切に扱いましょうね。
●ラリマール原石と丸玉のラリマー、購入するならどちら?
まずラリマール原石は、ほぼ自然ならではの母岩がついているので偽物を購入する可能性は低いと思われます。それに対して丸玉加工されたラリマーは、黒い部分が無いものは宝石として加工される可能性が高いため、逆にパワーストーンとして使われるものは、黒い部分が目立つものの方が偽物の可能性が低いと考えられています。つまり言ってしまえば、低品質のラリマーの方が本物である可能性が高い、ということです。
もし品質にこだわりがあったり黒い部分が気になる場合はいっそうの事、宝石のラリマーを購入した方が本物、かつ高品質で安心です。ただお値段はやはりお高くなりますが・・・。
■まとめ ~ラリマール原石のパワーストーン効果は?~
ラリマール原石は、ラリマーと効果は変わりません。ただ丸玉のように穴は開いていないので、安眠・疲労回復効果を得るため寝室に飾ったり、小さいものだと握りしめることでネガティブな気持ちを解消し安心感を得ることができますよ。リラックスしたいときのお供にしたいですね。
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