わたしたちは、とかく当たり前のように自然からの恩恵を受けてしまいがちですが、自然界というものは驚くほどのエナジーでいっぱいです。あなたが心地よいと感じる緑の中に、ゆっくりと呼吸をしながら身をゆだねるだけでも充分にご自身へチャージされるように、パワーストーンにもまた同じことがいえます。今回は、パワーストーンへのエナジーのチャージ方法について、お話ししていきます。
◆大雑把ではなく、丁寧に石のお手入れをしたい
太陽や自然の空気をたくさん吸収して遊んでいる子どもたちが元気になって帰ってくるから、あなたの石もそうしてみれば?などと言ったザックリ感では物足りなさや不安を感じられる方、大切な石のためにしっかりとケアを施したい、個性あふれるチャージを試みたい方々もいらっしゃるかと思います。
そんなあなたが抱えがちなお悩みにふれてみることにしましょう・・・
パワーストーンの浄化とチャージは同じ?
浄化=クリーン(洗い流す) / チャージ=エナジー(満たす)とすると、言葉としては違って聞こえますが、実は似たようなものだったりします。浄化することで同時にチャージも行う浄化方法などもあります。実際に月光浴での浄化がそうで、柔らかい月の光は浄化だけのように思われてしっかりと月のエナジーは届いています。殊更、満月の光はかなりパワフルなチャージが可能ですし、自然界そのものにエナジーがあるために浄化とチャージは常に同時に行われているとも言えるのです。
なお、石によっては何らかのダメージを受けやすいとされる方法(太陽光・水・塩など)でチャージされる場合は、くれぐれも自己責任で行うようにしましょう。
チャージに何種類かのクラスターを使ってもいいの?
石の相性でも言える事なのですが、あなたが良いと思われたことであれば実行してもかまいません。もしも不安が少しでもよぎるのであればやめておきましょう。あなた自身が石のリーディングができなくても、いちばん最初に「これ!」と思ったことには、あなたの潜在意識が働いていたり、多くのインスピレーションが得られているものです。
また、浄化やチャージに最も適しているのが水晶クラスターであるとされていても、仮にあなたがアメジストのクラスターが良い!と思えばそちらをお使いになればいいでしょうし、両方!と思われるのであればそのようにしてみても問題はないでしょう。何よりあなた自身の”想い”が大切です。
プレゼントするパワーストーンに自分の念をいれられる?
あなたが大切な誰かにパワーストーンをお守りとしてプレゼントする際に、ご自身の想いを添えられたら・・・ということもあるかもしれません。仮にもしそういったことが可能だったとしても、お守りをプレゼントされた方がその思いをどのような気持ちで受け取るかは自由ですし、そのほか様々に存在するお守りやヒーリンググッズも、それさえあればそのお守りにご祈念されたとうりに願いがかなう!となるでしょうか?・・・なりませんよね。
要するに、プレゼントを受け取った相手の想いや行動まではパワーストーンによってコントロールすることはできませんし、石に興味のない方が受け取ったのであれば、なおさら石と通じ合うことはできないでしょうし、パワーストーンに興味がある方が受け取ったとしたら浄化してクリーンな状態となり、持ち主の気持ちに沿って馴染んでいくようになるでしょう。それがいちばん自然なスタイルだと思いませんか?
さて、実際にパワーストーンをチャージするならこれ!と、必ずと言っていいほど呼び名があがる水晶クラスターですが、その中でも最高峰とされているヒマラヤ水晶クラスターをご紹介させていただきます。
ヒマラヤ水晶クラスター(グリーンファントム)
こちらはインド北部のマニカランにて採掘された水晶クラスターで、インド人の巡礼地としても人気の神聖な場所です。ここで生成される水晶は緑泥石を含みながら成長し、グリーンファントムと言われる美しい結晶を先端に形成しています。ヒマラヤ水晶クラスターは、険しい高山地でしか採掘できず、機械ではなく人の手によって採掘しており、採取される数も少ないために希少価値も非常に高いのです。
こういったクラスターを用いたパワーストーンのチャージはあらゆる石に対応可能ですよ。
どうかあなたの想いを大切にしながら、石とあなたが良き長きお付き合いとなりますように。
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