パワーストーンには様々な種類がありますよね。ルチルクォーツ、スーパーセブン、インカローズ、カイヤナイト・・・数え上げていけばきりがありません。では、そんなパワーストーンの中に、日本で発見されたもの、というのはあるのでしょうか?
日本の鉱物資源状況
日本はそもそも、世界的に見ても鉱物資源の少ない国です。日本で採れている宝石がほとんどないことからも、それは明らかですよね。
しかし、昔からずっとそうだったのかというと、実はそんなことはありません。日本だってかつては、パワーストーンと呼ばれる鉱物が採れる場所が存在していたのです。
まず、日本最古のパワーストーンである翡翠。これは、新潟県の糸魚川で多く産出されていました。ここで産出された翡翠を勾玉などに加工して、宝飾品として出回っていたわけです。また、昔は山梨県産の水晶が非常に人気が高かったのを知っていますか?現在は全く出土しないのですが、今でも山梨県産の水晶はパワーが強いということで、世界的に高価で取引されています。他にも、愛媛県市ノ川鉱山で出土するスティブナイト、宮崎県土呂久鉱山で出土するアクシナイトや、非常に微量ではありますがサファイア、オパール、ガーネットなども、日本でかつては採掘されていました。
日本出身のパワーストーン
ちなみに、日本で発見されたパワーストーンというのも、実は存在しています。それが「スギライト」です。
スギライトという石は、1944年に愛媛県の岩城島で発見されました。発見したのは、九州大学の鉱物学者である、杉健一氏です。当時、彼が発見したこの石は、新しいものであると明確には判明しませんでした。そこで、その研究を山口大学の村上允英氏が引き継ぎ、1977年にようやく「杉石」と命名され、日の目を浴びることになりました。その後、全く同じ種類の鉱物が南アフリカでも大量に発見されたことで、スピリチュアルな石として人気を博することになったのです。
スギライトは、今やラリマー、チャロアイトと並ぶ、世界3大ヒーリングストーンの一つとされています。日本から発信された鉱物が世界3大ヒーリングストーンに数えられているなんて、なんだか嬉しいですよね。
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