石の基礎知識

マナの力を信じた古来の部族たち

超自然的なパワーのことを、ポリネシアの人々は「マナ」と呼んでいました。

このマナのことを信じていたのは、一体どんな人たちだったのでしょうか。

 

マナを蓄積する「ヘイティキ」

マナの力を信仰していた部族の一つに、ニュージーランドの先住民である「マオリ族」という人たちがいます。

彼らは、祖先が宿していたマナを蓄えた、「ヘイティキ」という護符を、非常に大切にしていました。

マオリ族の言葉で「ヘイ」はペンダント、「ティキ」はニュージーランドの神話で人類の祖であると言われている男のことを指しています。

つまりヘイティキというのは、先祖代々受け継がれてきた、ペンダントのことです。

ヘイティキは翡翠軟玉に彫刻を施したもので、その形はある種の人間をかたどったものになっています。

このペンダントにマナが宿っている、ということで、古来のマオリ族はヘイティキを家宝として大事にしていたと言われているのです。

 

マナとヘイティキの関係とは

では、どうしてヘイティキはこんなにもマオリ族の人たちに重宝されていたのでしょうか。

その理由は、ヘイティキの役割に大きな関係があったのです。

マオリ族の人々は、この翡翠でできたペンダントの中に、祖先のマナが全て蓄えられていると信じていました。

彼らの習慣では、このヘイティキを身につけることができるのは家族の長のみです。

ヘイティキを身につけることで、祖先たちの持っていたマナの力を受け継ぎ、長としての役割を果たすために祖先のマナを自分の力として使い、家族の未来や名誉を守ってきました。

また、主人が死ぬことによってヘイティキにはその主人のマナも蓄えられ、次の主人へと託されていくのです。

ですから、家族を守るためにはヘイティキはなくてはならないものであり、マオリ族の人々にとっては家宝のように扱われてきたと言います。

 
おす 「なんで?!」というくらい言い当てられました。(あっちさん/女性)

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