パワーストーンの本やサイトを見ていると、必ず出てくるのが「モース硬度」という言葉。
硬度、というくらいですから、石の硬さのことだろう、というのは想像がつくと思いますが、実際にどういう硬さのことを指しているのかは、あまり知らないのではないかと思います。
では、モース硬度というのは一体どんなものなのでしょうか。
モース硬度とは
モース硬度というのは、何か特定のもので石を擦ったときに、傷がつくかどうかという基準で決められる硬さです。
モース硬度は1〜10までの10段階で示されますが、それぞれ何で擦って傷がつくか、というアイテムが定められています。
例えば、モース硬度1だと爪で簡単に傷がついてしまう程度の硬さ、モース硬度10は何を使っても傷がつけられない=地上の鉱物で最も硬い、という風に定められます。
これを見てもらえれば分かると思いますが、モース硬度というのは、10と定められているからと言って、1のものの10倍硬い、というわけではないということです。
モース硬度10のダイヤモンドは、モース硬度9のルビーよりも140倍硬い、という風に言われています。
つまり、硬度自体が尺度になっているわけではない、ということですね。
ちなみに、パワーストーンを取り扱っておく上で知っておきたいのが、「モース硬度7」という数字です。
実はモース硬度7というのは、空気中に浮遊している砂塵と同じモース硬度です。
つまり、周囲の空気に触れた布などで拭いたとき、モース硬度7以下のパワーストーンは傷がついてしまう可能性がある、ということですね。
これは、確実に知っておいてください。
モース硬度表
モース硬度 | 硬さの基準 | 主なパワーストーン |
1 | 爪でかんたんに傷がつく | ロウ石(滑石) |
2 | 爪で傷がつく | 石膏 |
3 | コインで傷がつく | カルサイト(方解石) |
4 | ナイフでかんたんに傷がつく | フローライト |
5 | ナイフで傷がつく | アパタイト(燐灰石) |
6 | 鉄やヤスリで傷がつく | ムーンストーン |
7 | ガラスを傷つけられる | クォーツ、トルマリン |
8 | クォーツに傷をつけられる | トパーズ |
9 | トパーズに傷をつけられる | ルビー、サファイア |
10 | 地上の鉱物の中でもっとも硬い | ダイヤモンド |
ちなみに、モース硬度10のダイヤモンドであっても、絶対に割れない、という意味ではないことに注意してください。
たとえダイヤモンドであっても、金槌で急激な衝撃を与えると、かんたんに割れてしまうことだってあります。
復縁したい、夢を実現したい、お金が欲しい、恋愛運や結婚運アップなど。あなたの人には言えない悩みや願望を、メディアで話題の"あの占い"でスッキリ解決!
ここをクリック